企業主導型保育の「地域枠」とは
認可保育園に入れなかったときの選択肢として、見落とされがちなのが企業主導型保育施設です。 企業が自社の従業員のために設けた施設ですが、「地域枠」があれば、その企業で働いていなくても申し込めます。
この記事のポイント
- 国の助成を受けて企業が設けた施設。法律上は認可外
- 定員の最大50%まで、地域の子どもの「地域枠」を設けられる
- 区市町村を通さず、園に直接申し込む。住んでいる場所の制限はない
- 国の無償化の対象。保育料は施設が決める
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どんな施設?
企業主導型保育施設は、国の「企業主導型保育事業」で施設の設置や運営の助成を受けている保育施設です。 平成28年度に始まり、いまはこども家庭庁の事業です。児童福祉法の上では認可外保育施設に当たります。
国の事業の実施機関である児童育成協会の案内では、全国に約4,500施設あり、協会が年に1度監査を行っています。
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「地域枠」と「従業員枠」
- 従業員枠
- 施設を設けた企業や、その企業と契約した企業で働く人の子どものための枠
- 地域枠
- 地域の子どものために開ける枠。定員の最大50%まで(定員12人なら6人まで)
地域枠を設けるかどうか、何人にするかは施設ごとに違います。地域枠を設けていない施設もあります。 まず電話で「地域枠はありますか、空きはありますか」と聞くのが早道です。
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認可保育園との違い
- 申し込み先:区市町村ではなく、施設に直接。入園も施設が決める
- 住んでいる場所:制限がない。通勤の途中や職場の近くの施設にも申し込める
- 保育料:施設が決める。国の無償化の対象(3〜5歳児クラスなど)
- 時間:夜間・土日・短時間(週2日だけなど)に対応する施設もある
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申し込みの流れ
児童育成協会の案内では、標準的な流れは次の6つです(施設によって違います)。
- 電話やホームページで、見学・説明会の日時と空きを聞く
- 見学・説明会。契約書と重要事項説明書の中身を確かめる
- 入園申し込み書を施設に出す
- 入園の可否の連絡、書類と契約書の提出
- 入園前の面談
- 入園、慣らし保育
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このサイトで分かる 探し方
このサイトでは、企業主導型保育施設は「事業所内保育」の種類で載っています。 事業所内保育は東京23区に415件、全国に6,293件あります(2026年10月4日時点)。 ただし、病院が職員のために設けた院内保育なども同じ種類に入っていて、地域の子どもを受け入れていない施設もあります。
企業主導型の施設だけを探すなら、児童育成協会の企業主導型保育事業ポータルに住所で探せる検索があります。 見つけた施設の場所や近くの園を、このサイトの地図で見比べてください。